タマン・サリとは?
- 1757年にマタラム王国ハメンクブウォノ1世によって建造された離れの離宮をタマン・サリと呼び、別名は水の王宮とも呼ばれています
- 女性専用の水浴び場
- 好みの女性たちを集めて、王様は建物の二階部分から女性たちが水浴びをしている様子を見て楽しんでいた
- さらにこの中から夜のお世話をする女性を選んでいた
- 地下通路があり有事の際に逃げ道になっていた
- 以前は放置されていたが、2003年にポルトガルの援助により修復されました
車を近くに駐車
基本的に歩きが中心
近くに駐車してから、歩いてタマン・サリに向かいます。
歩いていると、先の方に何やら現代の建造物とは違う雰囲気の建物が見えてきます。
ただ歩いているだけですが、日陰もなく直射日光がかなり暑いです。汗っかきの私は汗が止まりません
タマン・サリを探検
入り口
駐車した場所から歩いて5分くらいでしょうか。
入り口らしき建物に到着しました。
長い月日を過ぎた歴史を感じる独特なデザインの建物です。
横にチケット販売所があり、入場料がかかります。
支払いは、ツアー形式でチャーターした車の料金に含まれていたので、運転手さんが窓口で入場料金を払いました。
ツアー代でコミコミだと、入場料金はいくらか忘れてしまいました。すみません、、、。
いざ入場
入り口の門をくぐると、植物が手入れされた中庭の様な場所に出ました。
そして奥の方に、また別の入り口があります。
どこの国でも、王宮やお城などの構造は、門をくぐっても、また門が続くパターンが定番ですね
更に入り口をくぐると、、、
二つ目の門をくぐると、、、
目的の水浴び場がありました。
水浴び場と聞いてお風呂場の様な密閉空間を想像していましたが、屋外のかなり広い空間で、浴槽も普通に水泳が出来そうな大きさです。
普通に水泳用のプール並?
色々な角度から観察
青い空にエメラルドグリーン色の水浴び場。
そして、独特な雰囲気の建物と空間。
非常に美しい水浴び場です✨
そっかー。
王様は、あの建物の二階から女性達の水浴びを見ていたのですね。
特権階級に許された娯楽ですね。
現代で普通の人がやったら犯罪になりそう、、、。
さらに建物の奥へ進むと
水浴び場からさらに奥の門をくぐり、先へ進むと広間のような開けた場所に出ました。
奥の建物は、水浴びをする女性達が昼寝や休憩をする為に作られた建物だと説明がありました。
外は炎天下で蒸し暑いのですが、建物の中は冷んやり涼しく外との気温差がかなりありました。
感覚的には、真夏に洞窟や地下道に入った感じに近いです。
これだと、いくらでも昼寝ができそうです^_^
商売上手
炎天下の蒸し暑い中、1時間くらい経過し、ちょうど喉が渇いている状態。
更に、持ってきたペットボトルの水も生温い状態になっている為、冷たい飲み物を欲してしまう。
しかし、インドネシアには日本の様に自動販売機がある訳ではない、、、。
この絶妙なタイミングであるではないですか!
氷を入れたココナッツジュースのお店が!
、、、と言う訳で、販売戦略にハマり、ついつい買ってしまいました(笑)
帰り道
なぜ住宅地?
ここの離宮はメインが水浴び場で、他は一部が修復の工事中だった為、一通り見終わりました。
帰り道は行きとは違う道を通りました。
しかし、何故か住宅街の様な通りを抜けて行きます。
インドネシアの一般的な住宅街とは違い、ゴミも無く、非常に綺麗で管理された場所で、ここは本当にインドネシアなのか?と戸惑いました。
アート作品が
道端には、色々な種類のアート作品がありました。
撮影をし忘れてしまいましたが、壁にもユニークな絵が描いていたり、楽しみながら歩ける場所でした
ここはフラワーパーク?
住宅街の家はどこも綺麗に管理されていますが、「フラワーパーク?」と思えるほど、お花が綺麗な庭園を構える家がありました。
男の私ですが、彩り豊かな花々に見惚れてしまいました。
色々な作品を見ながら、あっという間に車を駐車している場所に戻りました。
まとめ
入り口から帰り道まで、非常に美しい幻想的な場所でした。
そこまで広い場所ではありませんが、美しさが印象に残る、満足度の高い場所でした。
私の勝手な考えですが、日本の京都など、歴史的な趣きがあり、美しい建物や街並みが好きな方であれば、タマン・サリも良さが分かり、気に入って頂けると思います
次はお昼になったので、地元で人気のラーメン屋( mie kua)に行きます。
お楽しみに〜